治大国若烹小鮮
集中豪雨
九州北部の集中豪雨で、我が北九州市は直撃を受けました。特に小倉南区の南部地域は相当な被害が出ました。また、小倉北区の旦過市場は二年連続の浸水ということで、その御苦労いかばかりかと思います(ただ、先日立ち寄ったら既に立ち直っていました。)。私の選挙区になる八幡、若松の地域でも避難勧告が出たため、私も幾つかの避難所を訪問しました。まずは、被災された方に心よりお見舞い申し上げると共に、関係当局各位のご尽力に敬意を表します。
今回、幾つかの課題がありました。例えば「被災者生活再建支援法」は、その発動条件が家屋等の「滅失」や「全壊」が前提となっているため、なかなか今回のような事例の適用ができないということが分かりました。財政状況厳しき折ではあり、何でも緩和、緩和とはいかないかもしれませんが、ここはよく考えたいと思います。
また、二級河川の管理についても考えさせられました。二級河川は都道府県管理なのですが、政令指定都市には管理を委託することができるということになっていて、今回ですと、氾濫した紫川の上流はダムを含めて県管理、下流は市への委託管理ということになっていました。今回は連携が上手くいったということで、ここは今回の反省材料ということではありません。しかし、そもそも論としてダムの放流の水量は下流の潮の満ち引きと当然関連しているものであり、管理者が異なるというのは、何となく違和感があります。
私の選挙区にある二級河川でも、上流は県、途中から市、そして他市に流れ込んでいくところからまた県、その後、一級河川に流れ込んだら国、という感じでブツブツと管理者が途切れているところがあります(記憶が定かではありませんが)。我々が普通に見ていれば、ただの一本の川なのですが、そこには多くの関係者がいるわけです。
これは河川だけでなく、港湾、道路・・・、すべてに似たような構図があります。この話は政令指定都市と都道府県の関係に留まらず、地方分権の大きなところに繋がっていくテーマです。別に政令指定都市出身議員だからといって、政令指定都市の利益ばかりを主張するつもりはありません。全体として、一番上手く行く方策を考えていくのが自分の責務だと改めて思いました。